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本文

Lesson 21 情
He was driving home one evening, on a two-lane country road. Work in this small Midwestern community was almost as slow as his beat-up Pontiac. Ever since the Levi's factory closed, he'd been unemployed, and with winter raging on, the chill had finally hit home.
It was a lonely road. Not very many people had a reason to be on it, unless they were leaving. Most of his friends had already left. But he stayed on. After all, this was where he buried his mother and father. He was born here and knew the country. He could go down this road blind and tell you what was on either side, and with his headlights not working, that came in handy. It was starting to get dark, and light snow flurries were coming down. He'd better get a move on.
You know, he almost didn't see the old lady, stranded on the side of the road. But even in the dim light of day, he could see she needed help. So he pulled up in front of her Mercedes and got out. His Pontiac was still sputtering when he approached her. Even with the smile on her face, she was worried. No one had stopped to help for the last hour or so. Was he going to hurt her? He didn't look safe ― he looked poor and hungry.
He could see that she was frightened, standing out there in the cold. He knew how she felt. He said, "I'm here to help you, ma'am. Why don't you wait in the car, where it's warm . . . . By the way, my name is Joe."
Well, all she had was a flat tire, but for an old lady, that was bad enough. Joe crawled under the car looking for a place to put the jack, skinning his knuckles a time or two. Soon he was able to change the tire. But he had to get dirty, and his hands hurt. As he was tightening up the lug nuts, she rolled down her window and began to talk to him. She told him that she was from St. Louis and was only passing through. She couldn't thank him enough for coming to her aid. Joe just smiled as he closed her trunk.
She asked him how much she owed him. Any amount would have been all right with her. She had already imagined all the awful things that could have happened, had he not stopped.  Joe never thought twice about the money. This wasn't a job to him. This was helping someone in need, and God knows there were plenty who had given him a hand in the past. He had lived his whole life that way, and it never occurred to him to act any other way. He told her that if she really wanted to pay him back, the next time she saw someone who needed help, she could give that person the assistance that they needed, and Joe added, "and think of me."
He waited 'til she started her car and drove off. It had been a cold and depressing day, but he felt good as he headed for home, disappearing into the twilight. (To be continued ) [511語]

 

訳文

Lesson 21      「お礼は要らない」1

《全訳》 ある晩,彼は2車線の郊外道路を車を運転して家に向かっていた。この小さな中西部の地域での景気(←仕事)は,彼のおんぼろのポンティアックの調子とほとんど同じくらい,ふるわなかった。リーバイスの工場が閉鎖されて以来ずっと,彼は失業中であり,冬の厳しさが続いて,寒さがついにピークに達していた。

それは寂しい道だった。土地を離れようとするのでもない限り,そこを走る(その道にいる)理由のある人はあまりいなかった。彼の友人の大部分はすでに土地を離れていた。しかし彼はとどまった。どうであれ,ここは彼が自分の母親と父親を埋葬した土地だった。彼はここで生まれ,そしてこの土地のことをよくわかっていた。彼は目隠しをしてこの道を走りながら道の両側に何があるか言うことができた。彼の車のヘッドライトが故障していたので,そのことが役に立った。あたりは暗くなり始めており,軽い突風を伴ったにわか雪が降り始めていた。急がなければならなかった。

そう,彼はその年老いた婦人を危うく見落とすところだった。婦人は道端で立ち往生していた。しかし薄暗い日の光の中でさえ,彼女が助けを必要としているのがわかった。それで彼女のメルセデスの前に車を止め,車から降りた。彼女の方へ近づいてゆく間,彼のポンティアックはまだブルブルと音を立てていた。婦人は笑みを浮かべていたが,(内心では)心配していた。この1時間ばかりの間に,私を助けようとして車を止めた人は1人もいなかった。この男は私を傷つけるのではないだろうか?安心できるようには見えない。身なりも貧しそうだし,空腹のようだし。

婦人が寒さのなか車の外に立ち,おびえているのが彼には分かった。彼は婦人の気持ちを察した。彼は言った。「お手伝いしますよ。奥さん。車の中で待っていてください。そのほうが暖かいです…。ところで,私の名前はジョーと言います」。

さて,(3)彼女は車がパンクしただけだったが,年老いた婦人には十分つらいことだった。ジョーは拳を12度すりむきながら,ジャッキを入れる場所を探すために車の下にもぐった。すぐにタイヤを交換することができた。しかし,彼は汚れてしまい,両手は痛んだ。彼が耳つきナットを締め上げていると,婦人は自分の車の窓を(取っ手を回して)開け,ジョーに話しかけ始めた。婦人は彼に,自分はセントルイスから来た,単なる通りすがりだと言った。援助の手をさしのべてくれてとても感謝しきれないわ。ジョーはただ笑みを浮かべて,彼女の車のトランクを閉めた。

婦人は彼にいくら払ったらよいかと尋ねた。彼女にとっては,額はいくらでもよかっただろう。(4)ジョーが止まってくれなかったならば起こり得ただろう全ての恐ろしいことを婦人はすでに想像していた。ジョーは,お金のことなど全く考えなかった。これは自分にとって(お金もうけの)仕事ではない。これは,困った人の手助けだ,そして過去には間違いなく,自分に手を貸してくれた人がたくさんいるのだ。彼は生涯そのように生きてきたので,それとは違うように振る舞うことなど思いもよらなかった。彼は,もし本当にお礼をしたいのなら,次に助けの必要な人に会ったときに,その人に必要な援助をしてください,と言い,「そして,私のことを思い出してください」とジョーはつけ加えた。

彼は彼女が車を発進させて,走り去るまで待っていた。寒くて,滅入るような日であったが,彼はよい気分で家路に向かい,黄昏の中へと消えていった。

《要約》失業中のジョーは故郷の道路をぼろ車で走行中に,パンクした高級車をとめて困っている老婦人を見かけ窮地を救う。だが,婦人の謝礼の申し出は断った。

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