一般外科

一般外科における診察に関する英語フレーズと会話例

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一般外科では、主に外科手術や創傷、外傷、消化器系の疾患などを診察し、手術を行うことが多い分野です。患者とのコミュニケーションは、手術の説明や手術後のケアについて明確に行うことが重要です。

本記事では、一般外科でよく使われる英語フレーズや会話例を紹介し、外国人患者にもスムーズに対応できるようサポートします。


目次

  1. 一般外科の診察でよく使われる症状の表現
  2. 一般外科における診察の流れと会話例
  3. 手術に関連する説明と会話例
  4. 診断後の治療に関するフレーズと会話例
  5. 症状をたずねる際の表現
  6. 診断に関するフレーズと会話例
  7. 手術後のケアに関するフレーズと会話例
  8. まとめ

1. 一般外科の診察でよく使われる症状の表現

一般外科では、手術が必要な疾患や外傷に関する症状がよく取り扱われます。以下は、外科的疾患に関連する主要な症状の表現です。

主要な症状:

  • Abdominal pain: 腹痛
  • Swelling: 腫れ
  • Nausea: 吐き気
  • Vomiting: 嘔吐
  • Fever: 発熱
  • Bleeding: 出血
  • Wound: 傷
  • Infection: 感染症
  • Trauma: 外傷
  • Pain with movement: 動作時の痛み

日本語の会話例:

  • 医師: 「どのような症状がありますか?」
  • 患者: 「腹痛が続いていて、昨日から吐き気もあります。」

英訳:

  • Doctor: “What symptoms are you experiencing?”
  • Patient: “I’ve had abdominal pain, and I’ve been feeling nauseous since yesterday.”

2. 一般外科における診察の流れと会話例

一般外科の診察では、患者の症状や外傷の詳細を確認し、手術が必要かどうかを判断します。

主要なフレーズ:

  • Surgical history: 手術歴
  • Onset: 発症
  • Duration: 続いている期間
  • Severity: 症状の程度
  • Physical activity: 身体活動

日本語の会話例:

  • 医師: 「手術歴はありますか?また、現在の症状はいつから始まりましたか?」
  • 患者: 「5年前に盲腸の手術を受けました。今の症状は3日前からです。」

英訳:

  • Doctor: “Do you have a history of surgery? And when did your current symptoms start?”
  • Patient: “I had an appendectomy five years ago. My current symptoms started three days ago.”

日本語の会話例:

  • 医師: 「その腹痛はどの程度ですか?動くと悪化しますか?」
  • 患者: 「痛みはとても強く、動くと悪化します。」

英訳:

  • Doctor: “How severe is your abdominal pain? Does it get worse with movement?”
  • Patient: “The pain is very severe, and it gets worse when I move.”

3. 手術に関連する説明と会話例

手術が必要な場合、手術の手順やリスクについて患者にしっかりと説明する必要があります。

主要なフレーズ:

  • Surgery: 手術
  • Procedure: 手順
  • Anesthesia: 麻酔
  • Risks: リスク
  • Recovery time: 回復期間

日本語の会話例:

  • 医師: 「手術が必要です。手術の手順について説明します。まず、全身麻酔を行い、次に患部を切開します。」
  • 患者: 「手術にはどれくらいかかりますか?」

英訳:

  • Doctor: “You will need surgery. Let me explain the procedure. First, we will administer general anesthesia, then make an incision at the affected area.”
  • Patient: “How long will the surgery take?”

日本語の会話例:

  • 医師: 「手術には約2時間かかり、いくつかのリスクがありますが、一般的には安全です。手術後は1週間程度の回復期間が必要です。」
  • 患者: 「リスクについてもう少し詳しく教えてください。」

英訳:

  • Doctor: “The surgery will take about two hours, and while there are some risks, it is generally safe. You will need about a week for recovery.”
  • Patient: “Can you explain the risks in more detail?”

4. 診断後の治療に関するフレーズと会話例

手術が必要でない場合でも、外科的治療や処置を行うことが一般的です。

主要なフレーズ:

  • Non-surgical treatment: 非手術療法
  • Bandaging: 包帯
  • Wound care: 創傷ケア
  • Medication: 薬物治療
  • Follow-up visit: 再診

日本語の会話例:

  • 医師: 「手術は必要ありませんが、包帯創傷ケアが必要です。毎日包帯を交換し、感染の兆候がないか確認してください。」
  • 患者: 「どれくらいの頻度で再診が必要ですか?」

英訳:

  • Doctor: “You don’t need surgery, but you will need bandaging and wound care. Change the bandage daily and watch for signs of infection.”
  • Patient: “How often should I come in for a follow-up visit?”

5. 症状をたずねる際の表現

外科診察では、患者が感じている痛みや症状を詳しく確認することが必要です。以下は、症状を具体的にたずねる際の表現です。

主要なフレーズ:

  • How often: どれくらいの頻度で
  • When did it start: いつから
  • How severe: 症状の程度
  • What makes it worse: 何が症状を悪化させますか?

日本語の会話例:

  • 医師: 「その腹痛いつから始まりましたか?また、どれくらいの頻度で痛みがありますか?」
  • 患者: 「3日前からで、ずっと痛いです。」

英訳:

  • Doctor: “When did the abdominal pain start? And how often do you feel the pain?”
  • Patient: “It started three days ago, and it’s been constant.”

日本語の会話例:

  • 医師: 「その痛みどの程度の強さですか?何が悪化させますか?」
  • 患者: 「とても強く、動くと悪化します。」

英訳:

  • Doctor: “How severe is the pain? And what makes it worse?”
  • Patient: “It’s very severe, and it gets worse when I move.”

6. 診断に関するフレーズと会話例

診断結果を患者に説明する際、医師は診断の根拠や治療方針について丁寧に説明します。

主要なフレーズ:

  • Diagnosis: 診断
  • Condition: 状態
  • Cause: 原因
  • Test results: 検査結果
  • Prognosis: 予後

日本語の会話例:

  • 医師: 「検査の結果、診断は急性虫垂炎です。手術が必要です。」
  • 患者: 「手術のリスクはありますか?」

英訳:

  • Doctor: “The diagnosis based on the test results is acute appendicitis. You will need surgery.”
  • Patient: “Are there any risks with the surgery?”

日本語の会話例:

  • 医師: 「手術によって症状は改善するはずですが、感染症のリスクがあります。予後については慎重に見守ります。」
  • 患者: 「わかりました。」

英訳:

  • Doctor: “The surgery should improve your symptoms, but there is a risk of infection. We’ll monitor your prognosis carefully.”
  • Patient: “Understood.”

7. 手術後のケアに関するフレーズと会話例

手術後のケアや回復期間中に必要な指示を患者に伝えることも重要です。

主要なフレーズ:

  • Postoperative care: 術後ケア
  • Pain management: 痛みの管理
  • Wound care: 創傷ケア
  • Dietary restrictions: 食事制限
  • Activity limitations: 活動制限

日本語の会話例:

  • 医師: 「手術後は術後ケアが重要です。痛みの管理には処方された薬を使用してください。また、食事は当分の間、軽めにしてください。」
  • 患者: 「活動制限はありますか?」

英訳:

  • Doctor: “After the surgery, postoperative care is essential. Use the prescribed medication for pain management. Also, keep your meals light for a while.”
  • Patient: “Are there any activity limitations?”

日本語の会話例:

  • 医師: 「激しい運動は避け、創傷が治るまで無理をしないでください。創傷ケアも忘れずに行ってください。」
  • 患者: 「どれくらいで普通の生活に戻れますか?」

英訳:

  • Doctor: “Avoid strenuous activities and take it easy until your wound heals. Don’t forget to continue your wound care.”
  • Patient: “How long until I can return to my normal routine?”

8. まとめ

この記事では、一般外科の診察における症状の確認、診断、手術、術後ケアに関する英語フレーズや会話例を紹介しました。外科的治療は患者にとって重要な決断となるため、医師とのコミュニケーションをスムーズに行うことが重要です。丁寧に説明を行い、患者が安心して治療を受けられる環境を整えましょう。


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えみり
えみり
英語学習コンテンツライター
カリフォルニア州立大学サクラメント校で言語学を学び、現在は東京に住んでいます。日本の英会話スクールでの指導経験を持ち、特に大学生や若手社会人向けのカジュアルな英語表現の教え方に自信があります。海外ドラマや映画を使った実践的な英語学習法を得意とし、日常会話のコツを親しみやすい言葉で伝えます。趣味はカフェ巡りとNetflixのドラマ鑑賞、そしてビーチでのヨガでリフレッシュすること。読者がリラックスして英語を楽しめるよう、丁寧でわかりやすい記事作りを心がけています。
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