医療英語

病院の診療科受付で使える英語フレーズと会話例

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診療科受付では、患者の予約確認から順番の案内、名前の確認や受付番号の呼び出し方法など、さまざまな対応が求められます。特に外国人患者に対応する場合、わかりやすく丁寧な英語表現を使うことで、スムーズな診療につなげることができます。

本記事では、こうしたシチュエーションに適した英語フレーズと会話例を紹介します。


目次

  1. 順番が来た場合の案内
  2. 名前の発音を確認する場合
  3. 受付番号が画面に表示される場合の案内
  4. まとめ

1. 順番が来た場合の案内

診察の順番が来た際には、患者を診察室に案内することが必要です。また、丁寧に案内することで患者が安心して移動できます。

日本語の会話例:

  • 受付: 「田中様、お待たせいたしました。診察室にお入りください。」
  • 患者: 「ありがとうございます。」

英訳:

  • Receptionist: “Mr. Tanaka, thank you for waiting. Please proceed to the examination room.”
  • Patient: “Thank you.”

日本語の会話例:

  • 受付: 「順番が来ましたので、こちらの診察室にお進みください。」
  • 患者: 「わかりました。」

英訳:

  • Receptionist: “Your turn has come. Please proceed to this examination room.”
  • Patient: “Understood.”

ポイント:

  • 「Your turn has come.」で順番が来たことを伝えます。
  • 「Please proceed to the examination room.」は、診察室に進むよう丁寧に案内する表現です。

2. 名前の発音を確認する場合

外国人患者の場合、名前の発音が難しいことがあり、確認することで正確に呼び出せるようになります。

日本語の会話例:

  • 受付: 「お名前の発音を確認させていただけますか?『タナカ』でよろしいですか?」
  • 患者: 「はい、それで大丈夫です。」

英訳:

  • Receptionist: “May I confirm the pronunciation of your name? Is it ‘Tanaka’?”
  • Patient: “Yes, that’s correct.”

日本語の会話例:

  • 受付: 「お名前の発音が難しいのですが、どのように発音しますか?」
  • 患者: 「『マイケル』と発音します。」

英訳:

  • Receptionist: “I find it a bit difficult to pronounce your name. How should I say it?”
  • Patient: “It’s pronounced ‘Michael’.”

ポイント:

  • 「May I confirm the pronunciation of your name?」で、名前の発音を丁寧に確認します。
  • 発音が難しい場合は、「How should I say it?」と質問することで、患者が正しい発音を教えてくれます。

3. 受付番号が画面に表示される場合の案内

受付番号を画面で案内する場合、番号が表示されたら診察室へ進むよう案内することが一般的です。

日本語の会話例:

  • 受付: 「お名前ではなく、受付番号でお呼びしますので、こちらのモニターにご注意ください。」
  • 患者: 「わかりました。」

英訳:

  • Receptionist: “We will call you by your reception number, not by name. Please keep an eye on this monitor.”
  • Patient: “Understood.”

日本語の会話例:

  • 受付: 「受付番号が画面に表示されたら、3番診察室にお進みください。」
  • 患者: 「ありがとうございます。」

英訳:

  • Receptionist: “When your reception number appears on the screen, please proceed to Examination Room 3.”
  • Patient: “Thank you.”

日本語の会話例:

  • 受付: 「モニターに番号が表示されたら、受付にお越しください。」
  • 患者: 「わかりました。」

英訳:

  • Receptionist: “When your number is displayed on the monitor, please come back to the reception desk.”
  • Patient: “Understood.”

ポイント:

  • 「Please keep an eye on this monitor.」で、患者に番号が表示されるモニターに注目するよう促します。
  • 「When your reception number appears on the screen…」は、番号表示後の行動を指示する表現です。

4. まとめ

この記事では、診療科受付でのさまざまなシチュエーションに対応できる英語フレーズを紹介しました。順番が来た際の案内や、名前の発音確認、受付番号がモニターに表示される場合の対応方法について、具体的な会話例を提供しています。これらのフレーズを活用することで、外国人患者に対してもスムーズに対応できるようになり、安心して診察を受けてもらうことができます。

外国人患者が安心して利用できるよう、日常的に使える英語フレーズを身につけて、丁寧でスムーズなコミュニケーションを心がけましょう。


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えみり
えみり
英語学習コンテンツライター
カリフォルニア州立大学サクラメント校で言語学を学び、現在は東京に住んでいます。日本の英会話スクールでの指導経験を持ち、特に大学生や若手社会人向けのカジュアルな英語表現の教え方に自信があります。海外ドラマや映画を使った実践的な英語学習法を得意とし、日常会話のコツを親しみやすい言葉で伝えます。趣味はカフェ巡りとNetflixのドラマ鑑賞、そしてビーチでのヨガでリフレッシュすること。読者がリラックスして英語を楽しめるよう、丁寧でわかりやすい記事作りを心がけています。
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